リスニングやリーディングは何とかできるけど、スピーキングが苦手だという人はかなり多いでしょう。
僕もかつて、スピーキングに強烈な苦手意識をもっていました。
何て喋ればいいかわかんないし、カタコト英語が恥ずかしいし…
正直、英語を話すのが怖かったです。
今もスピーキングは得意ではありませんが、当時と比べると苦手意識はかなり改善しました。
それは、僕自身のスピーキング力が向上したからだ思います。
実は、最低限のスピーキング力を身に着けるのって、そこまで大変じゃないんです。
もちろん、抽象的な概念で議論できたり、複雑な表現もスラスラ言葉がでてくるようになるまでには、かなりの時間がかかります。
というか、僕もまだできません(笑)
でも、そこそこの流暢さで、最低限伝わるレベルであれば、2~3か月も練習すれば喋れるようになります。
初心者がスピーキング力をつけるのに一番効果的だと僕が思っているのは15-45 トレーニングです。
カタコト英語から脱却したい方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
15-45トレーニングとは!?
15-45トレーニングとは、15秒で話す内容を考えて、45秒間しゃべり続けるトレーニングです。
留学を志す人が受けるTOEFLという試験でもSpeakingの問題として出題されています。
例を挙げて説明します。(出展: TOEFL iBT 公式サイト)
例えば、こんなお題を与えられて…
Some people enjoy taking risks and trying new things. Others are not adventurous; they are cautious and prefer to avoid danger. Which behavior do you think is better?
Explain why.
15秒間、何をしゃべるか考えるわけです。
で、45秒間しゃべり続けます。
これが、15-45スピーキングです。
最初は難しい!でも続ければ必ず力になる
…もちろん、45秒間もしゃべり続けるなんて無理ですよ (笑)
しゃべれなくて当然です。それをしゃべれるようにするためのトレーニングなんですからね。
最初は、あらかじめスクリプトで回答を書き起こしておいて、それをしゃべる練習をするのでもよいでしょう。
解答も、すべてが正しい言い回しじゃなくてもOKです。
まずは練習。少しでも口ずさむことを意識して、トレーニングしましょう。
勉強と思わず、スポーツの基礎練と思うといいでしょう。
しゃべったら録音!!自分の音声を聞いてみよう!!
もう一つ重要なのが、45秒しゃべったら、録音して聞く!と言うことです。
自分ではしっかりしゃべっているつもりでも、実はすごく聞きづらい…
これって英語あるあるです。
ですので、喋ったら録音して、自分の声が聞き取りやすいか確認しましょう。
ちなみに、僕が最初に自分の音声を録音して聞いてみた時は、モゴモゴしゃべってて何言ってるか分かんなかったです。
あんなクソな英語をしゃべっていたなんて、黒歴史です。記憶から消し去りたいです。
…こんな感じで、いかに自分の英語がダメかを知るいい機会ですので、ぜひ自分の音声は録音して聞いてみましょう。
最初は恥ずかしいですが、我慢しましょう!!
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
ですよ!!
まとめ
今回は、オススメのスピーキング練習法、15-45トレーニングについてお話しました。
15-45トレーニングは、TOEFL試験でも採用されており、スピーキング能力の向上にとても効果的です。
スポーツの感覚で毎日練習すれば、スピーキング能力が大きく向上しますので、ぜひ試してみてください。