朝、会社に出社したら、
「今日、〇〇(外人の名前)と打ち合わせがあるんだけど、一緒に出てくれない?」
急に上司からこんなことを言われた経験、ありませんか?
突然こんなこと言われると、
「ひえー!!怖いーー!!」
ってなりますよね(笑)
特に、英語が苦手ならなおさらです。会議に出ても、地蔵になる未来しか見えませんし、地蔵になってる時間は苦痛以外の何物でもありません。
今回は、そんなあなたに贈る、『英語会議直前の突貫対策法』を紹介したいと思います。
本来は、予め自分の英語力を上げておくのが一番なんですが、そうも言っていられない人も多いでしょう。
いわゆるドーピング的な対処法ですが、効果はバツグンのはずですので、ぜひお試しあれ!
資料・アジェンダに目を通しておく
まずは基本です。
資料とアジェンダには必ず目を通しておきましょう。
次に何が起こるか分からない中での打ち合わせでは、話を聞き取るのが難しいです。話の展開を予想できないですからね。
しかも、一度話についていけなくなったら、もうお終いです。
後は会話をボーっと眺めるしかありません。地蔵まっしぐらです。
そうならないためにも、予め資料やアジェンダを確認しておき、会議の流れを把握しておきましょう。
これだけで、相手が何かしゃべっても、リスニングの理解度は飛躍的に向上します。
単語(特に専門用語)を調べておく
資料やアジェンダを一通り読み終えたら、会議で使われそうな単語、特に専門用語を予め調べておきましょう。
これ、当たり前のようですが、とっても重要です。
スピーキングに慣れてない人の場合、とっさに英単語が出てこないんですよね。
例えば、
- 精度 = accuracy
- 予算 = budget
- 延期する = postpone
なんて言葉は会議中やたら使います。
ですが、意外ととっさに「精度」とか「延期」などの英単語が出てこないものです。
ですので、予め使いそうな単語を調べて準備しておけば、リスニングの時もスピーキングの時も役に立ちます。
特に、会議資料中に分からない単語があれば、調べておくと安心です。
全部を調べる時間がない場合は、見出しの英単語だけでもザーッとチェックしましょう。
また、仕事が技術系の場合は、技術用語 (technical term)を絶対に調べておきましょう。
技術系だと、カタコト英語でも、技術用語さえ出てくれば、内容は伝わります。
流暢な言い回しを準備しておくより、技術用語でズバッと話した方が、絶対伝わります。
喋りそうな内容を予め英文にして、一回練習する
スピーキングに慣れていない人は、会議の場で即席でしゃべるのはキツイですよね。
そんなあなたには、予め一度英文を作っておくことをオススメします。
即席でしゃべるのは難しくても、時間とgoogle先生を使えば、最低限相手に伝わる英作文はできるはず。
予めしゃべりそうな英文を作っておいて、カンニングしてしまうのが手っ取り早いです。
この際、英文の精度は気にしなくていいです。スピーキングなので、細かい文法間違いがあっても、言いたいことは伝わります。
会議中、意見を求められる可能性のある内容がある場合は、必ず発言内容を準備しておきましょう。
また、会議中はメモを読み上げるのはやめましょう。
一度英文を作ってしまえば、頭に何となく残ります。会議の場では、メモを見ず、一度書いた英文を何となく思い出してしゃべればOKです。
文法が多少違っても気にしなくて構いません。
あと、自己紹介は必須です。必ず準備しましょう。
自分の名前は何で、どんな仕事をしていて、どんなプロジェクトにかかわってきたのかを伝えれば十分でしょう。
まとめ
今回は、急に英語会議に出席させられた人向けに、即席で会議を乗り切る方法についてお話しました。
話の流れを確認したり、単語を予習しておいたり、発言(するかもしれない)内容を準備しておけば、なんとか乗り切れるはずです!
いきなり外国人とのミーティングに呼ばれるのは怖いでしょうが、タダで英会話レッスンが受けられる!とポジティブに考えましょう。