世の中には、短期間で英語がグングン伸びる人がいます。
いわゆる、語学の才能がある人です。
例えば、英会話スクールに通いだして、数か月もしないうちにペラペラしゃべりだす人。
もしかしたら、あなたの周りにもいるかもしれません。
英語で苦労した僕からすれば、本当にうらやましいです…
それでは、英語の才能がある人ってどんな人なんでしょうか?
長年本気で英語を勉強してきた僕が考える「英語学習に有利な特徴3つ」をお話したいと思います。
暗記が得意
個人的には、結局英語で一番大事なのは、どれだけ言葉を覚えられるかだと思っています。
文法もそうですし、単語や熟語もそうです。英語学習では、覚えることがたくさんあるんですよね。
「いやいや、暗記が重要なのはリーディングだけでしょ?」
って思っている人もいるかもしれません。でも、それは間違いです。
リーディングもライティングもリスニングもスピーキングも、ぜーんぶ暗記は重要です!!
例えば、リスニング。単語を知らなければ聞き取れません。
耳がどんなに良くても、単語を暗記する力がなければ、宝の持ち腐れです。
スピーキング。流暢に英語をしゃべるには、言い回しをたくさん覚えて、すぐに引き出すことが重要です。
スピーキングって使いまわせる言い方がたくさんあるんです。それをパズルのように組み合わせて使うのが「英語を話す」というイメージです。
例えば、スピーチでよく使う言い回しは、
Let me talk about … (…についてお話します。)
Let's move on to the next topic … (次の話題に移りますが、)
To sum up, I would like to say …(まとめますと、…ということです)
などです。
e-mailのライティングだと、
I would appreciate if you could … (…して頂けるとありがたいのですが)
Please let me know if you have any questions (何かご質問があれば連絡ください。)
とかですね。
こういうのは、英単語を組み合わせて文を作るんじゃないんです。
文全体を『言い回し』として覚えて、頭の中から引き出すんですね。
その型の…の部分に言いたいことを埋めていくイメージです。
ですので、英語をしゃべれるようになるには、たくさんの言い回しを覚える必要があります。
単語や熟語を覚えるだけじゃダメなんです。数多くの文を覚えて、それをいつでも瞬時に引き出せるようにする必要があります。
ですので、暗記が得意な人は英語がグングン伸びます!!
暗記が得意な人は英語学習において間違いなく有利です!!
体育会系
あと、体育会系の人も英語学習で有利です。
英語では反復練習が重要だからです。
一番顕著に違いが表れるのがスピーキングです。
誤解を恐れずに言うと、スピーキングはもはやスポーツです。
スピーキングの勉強は、学習というよりむしろ練習です。
僕がスピーキングを鍛えるためにやったことは、
- 覚えた言い回しを駆使して、英語をしゃべる
- しゃべった英語を録音する
- 録音した音声を自分で聞く
- はっきり流暢に言えているか確認する
- もう一度英語をしゃべる
この繰り返しです。
筋トレとか野球のフォーム固めみたいなものですね。
ひたすらしゃべって、正しく言えてるか確認して、しゃべって…
同じことの繰り返しです。
この地道な努力をひたすらこなせる体育会系こそ、英語の才能がある方だと思います。
国語が得意
やっぱり英語も言語です。
そういう意味で、国語が得意な人ほど英語が得意なんだなぁって良く思います。
というのも、英語は分かっているのに意味が取れないってケース、意外とあるんですね。
分かりやすいのはTOEICでしょうか。
「TOEIC part 7で、英語として何が書いてあるのかよく理解できているつもりでも、設問を間違える。」こんな経験ありませんか?
結局、英語を訳せても、何が書いてあるかを読み取れなければ意味がないんです。
英字新聞もそうですよね。
日本語の新聞を読むのが苦手な人が、英字新聞を読めるわけないですからね。
文字から情報をくみ取る力、すなわち国語力は、英語学習で重要な能力だと思います。
もちろん、スピーキングやリスニングにも同じことが言えます。
結局は、英語ってコミュニケーションですからね。
話の流れを理解しないといけないわけですから。
ですので、国語力というか、コミュニケーション力が高い方が有利です。
まとめ
今回は、英語力が伸びやすい人の特徴についてお話しました。
僕の独断と偏見ではありますが、結構当たってるんじゃないかなぁって思います。
ちなみに僕は、
- 暗記が苦手(嫁から『海馬がない』と言われる)
- 文化系 (運動苦手。足遅いです。)
- 国語苦手 (センター試験111点。。。)
です。
英語力が伸びにくい人の典型です。
確かに、やたら英語を勉強した割に、今でもまだまだ英語が苦手です。。
当たってる…