僕は30歳を超えているんですが、つい数年前まで全くと言っていいほど英語が喋れませんでした。
当時のTOEICの点数は735点。いわゆる英語中級レベルでした。
英語を読むことはできるけど、喋ることができない。リスニングも苦手。典型的な英語テストは(そこそこ)できるけど、英語力がない人でした。
そんな僕も、留学を決意したことをきっかけに、最低限意思疎通ができるだけの英語力を手に入れました。
やっぱり、英語が喋れるようになると、色々便利ですね!
一番身近な恩恵は、旅行でした。
英語がちょっとでもしゃべれると、海外旅行でちょっとした楽しみが増えてきます。
今回は、英語が喋れるようになって感じた、旅行で便利な事についてお話したいと思います。
個人旅行のハードルが下がる
海外旅行の行き方って、大きく分けてツアーと個人旅行がありますよね。
ツアーとは、例えば『添乗員同行!イタリア周遊8泊10日の旅』みたいなやつで、旅行会社が主催する海外旅行企画です。
食事や移動がすべてセットになっているやつですね。
一方、個人旅行とは、航空券やホテル、現地の移動もすべて自分で手配する海外旅行です。
海外旅行が好きだけど英語が苦手な方は、ツアーを選ぶケースが多いと思います。
やはりホテルのチェックインとかレストランに行くのとか、英語ができないと怖いですもんね。
添乗員が同行して、英語が必要な場面をすべて対応してくれるツアーは、やはりお手軽です。価格も安いですし。
でも、ツアーにはいくつかデメリットがあります。
例えば、自由時間が少ないこと。スケジュールがびっしり決まっていて、自分の好きな時間に好きなところに行くことはできません。(多少の自由時間はありますが。)
また、食事もイマイチなケースが多いです。食事も旅行代金に含まれているのはありがたいんですが…。やはり現地の人気店は団体なんて受け入れてくれないですからね。正直、あまり美味しくないお店が多いです。
あと、行きたくもないお土産屋さんに連れていかれるのもデメリットですね。ツアーには必ず、(場合によっては詐欺っぽい)お土産店に連れていかれます。ツアーを安くするために仕方ないんでしょうが…(多分、『客を連れていく』って契約で、お土産屋さんから旅行会社にお金が渡っています)、参加者側からするとムダな時間ですよね。
ですので、英語がある程度できるなら、個人的にはツアーじゃなくて個人旅行がオススメです。
上手くホテルや航空券を手配すると、ツアーよりお得に行ける場合もありますし…。
なにより、自由に現地を見て回れるのがいいですよね。おいしいお店を調べたり、当日の気分で予定を変更したり…
英語がある程度喋れるようになってから、僕は海外旅行は個人旅行で行くことが多いです。(もしくは、旅行会社の『添乗員なしのフリープラン』)
ホテルも自分の好きなところに泊まれますし、旅行の楽しみが格段に増えますよ!
レストランの予約を取ってもらえる
最近はWeb予約に対応したレストランも増えてきましたが、まだまだ電話での予約しか受け付けていないレストランもあります。
そんなときも、英語が話せればホテルのフロントにお願いして、レストランの予約を取ってもらうことも簡単にできます。
ホテルのフロントは基本的に英語が通じるので、英語がちょっと喋れればOKです。
特に、イタリアとか英語圏じゃない国でこの方法はメッチャ便利ですよ!
イタリア語が喋れなくても予約が取れちゃうわけですからね。
個人的な意見ですが、観光客向けでないレストランの方が、おいしいお店が多いです。
例えば、日本のレストランを考えてみるとわかりやすいです。
最近、観光地(京都とか浅草とか)では、明らかに外国人観光客向けのレストランって増えましたよね。
English menu available!って店の看板にめっちゃ書いてあって、英語対応可能!!を押しまくるレストランです。
そういったお店に、僕ら日本人が行くかっていったら、行かないんですよね。
(完全に個人的な偏見ですが)観光客じゃなくて現地の人をメインのお客にとらえたお店の方が、おいしいお店が多い気がするんですよね。
現地の人がメイン顧客の場合、本当に味がおいしくないとお店が潰れちゃいますからね。一方、観光客メインのお客は、そこそこ満足できる食事を提供できればOKって言う面もあると思います。観光客の場合、相当ヒドい料理を出さなければ、Tripadvisorとかの評価も悪くならないはずですから。
ですので、僕が旅行に行くときは、現地の人が良くいきそうなお店を探すことを心掛けています。
僕が旅行先でよくやる方法は、まずホテルのフロントの人にオススメのレストランを聞きます。
現地で働いている人なので、運が良ければ本当に美味しいレストランを教えてもらえますよ。
そして、その流れでフロントの人にレストランの予約をお願いしちゃいます。
ほんのちょっと、英語がしゃべれるだけで、ステキなレストランとの出会いがグッと広がりますよ♪
レストランのオススメ料理を聞ける
レストランに到着した後も、英語はまだまだ大活躍します。
今度は、ウェイターさんにオススメの料理を聞いてみましょう。
ウェイターさんも、基本的に英語が通じる場合が多いので、大抵の場合は問題ないです。(少なくともヨーロッパ圏では)
大抵のお店で英語メニューはおいてあるんですが、正直、メニューって読んでもよくわかんないんですよね(笑)
海外のメニューは写真がない場合が多いですからね。メニューの字面からだとどんな料理が出てくるのか想像できません。
というか、日本語の場合でも、メニューを読んで料理を創造するのってなかなか難しいですよね。
「季節野菜のエチュベ、ホタテのポワレを添えて」
なんて言われて、どんな料理か想像つきますか?僕にはムリです!野菜とホタテがあるんかなーくらいしか分からないです。
僕が海外のレストランでよく使う手は、ウェイターさんにオススメ料理を聞いちゃう方法です。
特に有名店のウェイターさんは教育されているのか、詳しく教えてくれるケースが多いですよ。
だいたい、何が食べたいか(肉とか魚とか)聞いてきてくれて、その中でオススメの料理を教えてくれますよ。
特に、「人気があるのはこの料理だけど、私が個人的に好きなのはコレよ。お肉がとても柔らかくて、おいしいわよ」
みたいに答えてくれる店員さんは、十中八九当たりです!
ぜひ、店員さんの言いなりになってみましょう(笑)
必ずや、大満足のディナーが約束されるでしょう!
アパートメントホテルに泊まれば、安くて広くて最高
英語がそこそこしゃべれるのであれば、宿泊先にアパートメントホテルも選択肢に入ってきます。
お安い値段で広い部屋に泊まれるので、とてもオススメです。
キッチンもついてくるので、朝食や軽食を食べるのも便利です。近くのスーパーで食材を買ってきて料理を作ってもいいですし。
実際、2年前にロンドンに旅行に行った時にアパートメントホテルを使いましたが、メチャメチャ大満足でした。
ちなみに、僕が泊まったホテルはコレ↓です。
3人で一泊3万円程度で、65平米くらいの広さがありました。しかも、大英博物館徒歩圏内というメチャメチャ好立地です。
内装もきれいで、スーパーも駅もバス停も徒歩2~3分程度と言う、文句の付け所がないホテルでした。。
アパートメントホテルはツアーでは扱っていない場合が多いので、個人で手配するしかないです。ですので、そこそこの英語力が必要になります。
自分でチェックインする必要がありますし、ゴミ捨てとかのハウスルールの説明も英語で聞かなければいけません。
何かトラブルがあったら自分でフロントに行って話をする必要がありますし。(そして、コンドミニアムはそこそこトラブルが多い)
ただ、英語にあまり不安がないのであれば、とてもオススメの滞在方法ですよ♪
まとめ
今回は、英語が話せるようになるメリット(旅行編)についてお話しました。
英語がちょっとでも話せるようになると、旅行がグッと楽しくなります。
英語が苦手な方は、海外旅行をモチベーションに英語学習を頑張ってみてもいいかもしれません。