英会話のBerlitz、とっても有名ですよね。
「ビジネス英語と言えばベルリッツ」。こんなイメージを持っている人も多いでしょう。
一方、「値段が高い!」っていう印象を持っている人もいるはずです。
今回は、実際に3か月間通った僕が、英会話教室Berlitzについてレビューしたいと思います。
実際に通ってみると、ベルリッツの良い面悪い面の両方が見えてくるものです。
ベルリッツが気になる!!って方は、是非今回のレビューを参考にしてください!
Berlitzの基本情報
ベルリッツは、日本各地に60教室展開している英会話教室です。
アメリカの企業で、なんと設立は1878年!140年以上にわたって、世界で英語教室を展開している老舗企業です。
…なんですが、1993年に日本企業のベネッセに買収されて、今はベネッセコーポレーション傘下の子会社となっているそうです。
ベネッセと言えば、日本の日本の教育事業の超大手ですよね。
『140年続く外資系語学教室+日本の教育企業の雄』という、最強のタッグなわけです。
授業中は英語以外は使わないというベルリッツ・メソッドを駆使し、効率的に英語を学習できるというのが特徴です。
また、レッスンは基本マンツーマン(少人数のグループレッスンもあります)で、対面式です。オンラインじゃなく、教室に実際に通うタイプのスクールです。
また、値段が高くて有名ですね。
1レッスン8,000円程度になります。グループレッスンでもその半分くらいです。
さらに、入会金も教材費も別途かかります。
40回レッスンを受けると約30万円…って聞くと、「結構するなー」っていう印象になっちゃいますよね。
↑の金額は、大体の目安です。実際の金額は、キャンペーンの適用とかもあるので、実際に無料体験を受けてみて、見積もりを出してみないと分かりません(笑)
3か月間通ってみて感じた、ベルリッツのいいところ
なかなかお高いベルリッツですが、もちろんお高いのには理由があります。
やっぱり高いだけあって、いい面もたくさんありましたからね。
それでは、実際に通ってみて感じた『ベルリッツの良いところ』を書いてみたいと思います。
教材がすばらしい
さすが、『140年の歴史を持つ外資系英語教室 』+『日本教育企業大手』だけありますね。
教材の出来がかなり良いです。
実際に起こり得るビジネスシーンに基づくテキストなので、やっていて「ああ。こう言えばいいんだ。仕事に使えそうだな。」って思うことが多々あります。
「教材なんてどうでもいいじゃん。」って思っている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。
英会話教室で教材はとっても重要です。
結局、教材が良くないとちゃんとしたレッスンになりません。
オンライン英会話のレッスンを受けて、「結局雑談で終わっちゃったなぁ」って思った経験、ありませんか?あれは教材が悪いからです。
英会話教室では教師の腕も重要ですが、それもいい教材があってこそです。
教材がなければ、教師だって何を教えていいか分からず、雑談して終わってしまいます。
それじゃ意味ないですよね。
英会話教室は外国人と雑談する場ではありません。
外国人講師からちゃんとした英語を学ぶ場です。
なので、教材はとっても重要です。
ベルリッツでは、「雑談しかしなかったなぁ」なんてレッスンは一度もありませんでした。
日本語バイリンガル教師もいるので初心者も安心
また、初心者も安心して英語が学習できる環境になっているのも、ベルリッツの良い点です。
僕の通った教室では、日本語バイリンガルの教師が2人いました。
もちろん、授業自体は全部英語で進むんですが、日本語が分かる教師がいるのは初心者にとって大きな利点です。
だって、日本人が間違いやすいポイントを熟知しているわけですからね。
また、本当にどーしてもダメな時は、日本語でフォローしてくれますよ♪
モチベーションが続きやすい
価格が高い&教室通いというのも実はメリットになったりします。
結構な値段なので、レッスンをサボるのがもったいないですからね。
「元をとってやろう」って気になって、勉強にも自ずと身が入ります。
また、教室通いというのもモチベーションが続きやすいです。
やっぱり、対面でお話した方が緊張します。
「レッスン」って感じがするので、学習意欲が高まりやすいと思いますよ。
個室なので周りをきにせず会話できる
ベルリッツでは、レッスンは個室で行われます。
ですので、周りを気にせず話せるのが良かったですね。
恥ずかしくないですし。。
英会話教室の中には、マックとかで英会話レッスンできるサービスもありますが、やっぱり気が散りますよね。
カフェで教科書開きながらレッスンを受けるのも気が引けますし。
あと、レッスンなので相手の言っていることをちゃんと聞き取らないと意味ないんですが、カフェだとうるさくて聞き取りづらいですしね。
そういう意味でも、落ち着いて受けられる個室はかなりありがたいなぁと感じました。
色々な訛りの英語に触れることができる
ベルリッツの教師は、全員がネイティブじゃないです。
実際、ベルリッツの公式HPにも、
ネイティブもしくはネイティブと同等の語学力を持つ教師が、レッスンを提供します。
より実践的なレッスンを提供するため、積極的に世界中の語学スキルが高い教師を採用しています。
って書いてあります。
「講師がネイティブじゃないなんて、デメリットじゃないの?」
って思った人もいるかもしれませんが、それは逆です!!
全員がネイティブではない。そこがいいんです。
そもそも、実際にビジネスで英語を使う状況を考えてみましょう。
相手は、世界各国のビジネスマンですよね。そう、世界各国なんです。
つまり、相手はほとんどネイティブじゃないんですよね。
ドイツ人かもしれないですし、中国人かもしれません。中東出身かもしれませんし、ブラジル人かもしれません。
実際のビジネスでは、色々な訛りの英語を聞かなければいけません。
僕の通った教室では、(多分)中東系、インド系の教師もいれば、アメリカ出身の教師もいました。
色々な英語を一つの教室で聞ける。それがベルリッツのメリットです。
Berlitzのイマイチなところ
もちろん、ベルリッツもいい点ばかりではありません。
「ん!?」って思うことがあったのも事実です。
それでは、ベルリッツの微妙な点を2つ、紹介したいと思います。
価格が高い!!
やはり、ベルリッツの一番のネックは、価格です。
やっぱり高いです。うん、高いです。
マンツーマンで教室を構えていますし、教材にも力を入れているので、値段が高くなってしまうの仕方がないと思うんです。
もちろん、レッスン内容も間違いなく価格に見合ったものでした。
でもやっぱり、高いモノは高いです(笑)
気軽に受けられる英語教室ではないことは確かです。
本気で英語を勉強したい人以外には、残念ながら勧められないですね。
良くも悪くもビジネス英語特化
また、ビジネス英語に特化しすぎているのもデメリットです。
教材も、ほとんどがビジネス英語です。日常英会話とかは(確か)ありませんでした。
ですので、「とりあえず英語を勉強してみたい」という人にはオススメできません。
「ビジネスで英語を使いたい」、「海外赴任を目指したい」、「業務で英語のミーティングがある」などの、ビジネスで英語を使う(使いたい)人が受けるべき教室なんだと感じました。
そういう意味で、人を選ぶ英語教室です。
まとめ
今回は、ベルリッツの体験談についてお話しました。
教材の質が高く、ビジネスの実践的なレッスンを受けられるのがベルリッツの特徴です。
内容は素晴らしいんですが、価格が高いというネックもあります。
結局、ベルリッツがどんな人にオススメなのかと言うと
英語に自己投資したいビジネスマン
だと感じました。
「ちょっと英語を勉強してみたい」という人にとっては価格は割高ですが、会社員が自己投資するには悪くない値段です。
お金をかけてでも質の高い英語教育を受けたい人。
ベルリッツは、そんな人にオススメな英会話教室だと思います。